第69回共通テーマ「青春時代」


私の青春時代といえば高校時代、特に二年生以降です。

一年生の頃は同じ中学出身のAとよく一緒にいたのですが、
彼は軽音楽部に入り人脈を広げていきました。
一方の私は帰宅部。Aと話していても、軽音部の仲間が介入してきて私は自然とフェードアウトすることがありました。
二年生になると文系と理系でクラスが別れ、私は文系、彼は理系なのでクラスが違えることは決まっていました。

そして二年生に進級。一年の時も同じクラスだった、誰にでも話しかけるB以外とはほぼ会話のない毎日でした。
Aはもうほかの友達と円満にやっているようなので彼に話しかけるのも悪い気がして疎遠に。
その頃は孤立に不慣れで精神的に不安定でした。
起きているときはまったく性欲を感じないのに眠ると夢精したり、ハサミで髪を切るのがやめられなくなったりな日々を過ごしました。
孤立には二、三カ月で慣れましたが髪を切る癖はなかなか治らずいつも変な髪形だったと思います。

三年生になるころにはもう価値観が逆転。他人といるほうが苦痛になりました。
休み時間は寝る、音楽を聴く、ジョジョを読む、DSをやる、携帯をいじるのいずれかでした。
知らない下級生にすれ違いざまに「死ね」と言われたり、
図書室の書架の前に立っていたらほかのクラスのやつがドアのガラス越しにのぞいていて、
私が振り向くとニヤついて逃げて行ったり、
体育の日に雨が降り、体育館で自由にスポーツをすることになると薄暗い卓球場で本を読んだり、
そんなこともありました。

一日の過ごし方としては、
通学時は皆が通る近道よりも多少遠回りで人のいない道を歩く。
一時間目が終わると弁当を半分食べ、昼休みに残りを食べる。
休み時間になると毎回トイレに行く(座りっぱなしだと尻が痛くなるため)。
胸ポケットにはジューシーラムネを仕込んでおく。
家に帰るとネットかゲーム(これは小学生時代から)。
大体こんなライフスタイル。


そういえば三年生の時、とても衝撃を受けた出来事が起こりました。
ホームルームの時間、担任の口から発せられた言葉。

「他のクラスのある人の上履きがなくったそうです」

ハァッ!?と思いました。
私はせいぜい悪口を言われたり、貸したシャーペンをへこまされたり、なんか笑われたり、そんなたいして実害のないことばかり。
私が学年で、いや校内で一番下の男だと思っていたのに私を差し置いて上履きを盗まれる(隠される?)奴がいるだとォ!?
孤立することに優越感を覚え、特別感に浸っていた私は悔しいとさえ思いました。



そんな高校生活ですが嫌な思い出ばかりではありません。


年齢的な問題なのか環境の問題なのか、その頃聴いていた音楽に強く影響を受けました。
高校に入ったあたりから東方のボーカルアレンジを聞き始め、TaNaBaTaというバンドにはまり、
その歌詞に魅了されました。言葉を気に掛けたのはこれが初めてだったと思います。
結果論ですが、言葉を気にするようになれたのは良いことだと思っています。

また、散歩の楽しさに気付いてひたすら外を練り歩いたりしました。
今でも歩いて買い物に行って母に「なんで自転車使わないの」と不思議がられます。

あとはただ単に、人と違って一人でいる自分が特別に思えたり。




幼稚園に通っていたころからずる休みする癖があり、体調が悪いことにして家で過ごしたのですが、
高校では外でサボることも2、3回だけありました。
制服の下に私服を仕込んで出かけたり、電車で行ったり来たりして一時間目の体育をサボったり、保健室で体育をさぼったり。
月に1、2回は仮病で学校を休んでいました。
今にして思うと、もっと外に出てサボっておけばよかったなぁと思います。


大学では少ないながらも友人に恵まれたので孤独らしい孤独を体験したのはこの頃だけで、
教室いっぱいに生徒がいるのにその誰とも関わらずにいられた時間が今では貴重に思えます。
一応、他のクラスには友人が二、三人いたのでぼっちを自称するとモノホンのぼっちの人に怒られそうですが。


当時は嫌なことばかりでしたが、今にして思えばこの時期が人生で一番大切な時間です。
孤独な青春が愛おしく、あの頃に戻りたいとさえ思うのです。
今の私なら、あの環境でももっと楽しめる自信があります。





それじゃあ明日もー、見切り発車ー!!!!!

もどrrrrrrっりゃ

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